塩の特徴は「入浜式塩田」と「天日塩田」の2種類の塩田を利用して、太陽と風の力で造られた、旨みと甘みが際立つ塩です。
ベトナムの北中部に位置するゲアン省で、塩職人によって昔ながらの自然製法で作られた天日塩です。
「入浜式塩田」(濃縮海水を作る作業)と「天日塩田」(塩の結晶化の作業)の二種類の塩田を使って出来る製法で、自然の旨味がたっぷり「ゲアンの古式天日塩」と呼ばれています。
太陽と風の力で造られた塩の結晶
結晶した塩を集める様子。すべての工程が、昔ながらの製法、手作業で丁寧に進められます。
どこまでも続く綺麗なゲアンの海。海から水路が作られていて、満潮時に海水が、入浜式の塩田に流れ込むような 仕組みになっています。
海水は、毛細管現象により砂の表面で結晶化され、その砂は沼井(ぬい)に集められて踏み固めまれます。そこへ海水を溶かし込みなが ら、濃い海水を造っていきます。
濃縮海水を作る作業は何日も繰り返され、ようやく20ボーメ以上の濃度になりました。天日塩田に入れる濃縮海水の仕上がりです。
結晶塩田にて、朝早くから濃縮海水を塩田に入れ込む作業が行われている様子。ゲアンの塩作りの特徴は、わず か、1日で塩を結晶化させ、収穫すること。綺麗な形の結晶の秘訣です。
結晶した塩。白度も申し分なし!これらは頑丈な石蔵に一旦保管され、さらに天日乾燥を経て、高品質に分類されたものが、「ゲアンの古式天日 塩」として日本へと出荷されます。
塩田の作業は、重労働。お昼は、ここで昼食を取り、一休みします。昔ながらの大変な作業、ご苦労様‥。
ベストワン 海水塩
こだわりの天日塩に出会ったのは、初めての経験!
上記の入浜式塩田、天日塩田で結晶したお塩を粉砕をすることなく採取されたままの
フレークタイプの結晶塩そのものです。天日干しにより、程よい乾燥が行われます。
カリカリとした、口どけの良い中粒の食感をどうぞお楽しみください。和食は勿論のこと、
ステーキ、焼肉、焼き鳥、サラダなどにもお薦めです。